オーデコロンは eau(水) de(の) Cologne(ケルン) フランス語でケルンの水 ケルンは世界最大のゴシック建築であるケルン大聖堂のあるドイツの市です。ケルンの水は昔イタリア人がドイツのケルンで作り販売しはじめたものでオーデコロンの元祖です。
ケルンの水→オーデコロン
色々な説がありますので、定かかどうかは微妙ですが。。。
1.17世紀後半にフィレンツェ(イタリア) の修道僧が考えた天然の治療目的の薬があった。
2.その配合をイタリア人の イタリア人調香師(理髪師?)のフェミニス (1670年〜1736年) が受け継ぎ、ベルガモットやオレンジをブレンドして売り出す。
当時理髪師は外科医も兼ねていたそうなので薬として扱ったのでしょうか?
3.フェミニスの甥ファリーナ(1685年~1766年)が事業を受け継ぎ、万能薬として1709年にケルンの水と名付け販売。今もファリーナ1709として販売されている。
ファリーナ1709
ファリーナの香水工場のがケルンに残っていて、世界で最も古い香水博物館としてあり、お店も併設されて当時のものがファリーナ1709として販売されている。チューリップのついた可愛いボトルに入っています。
4711
1792年にケルンの水の配合を 、ミューレンス が修道僧(もしくはファリーナの末裔?)から受け継ぎ作られた。
ケルンは1794年にナポレオン率いるフランス革命軍に占領され、 フランス軍はケルンの全ての建物に番号をつけ、店の番号が4711となった。その時のフランス軍が本国に持ち帰りヒットしてフランス語でケルンの水をフランス語読みしてオーデコロンとなった。
今も変わらず同じ場所にお店があります。
今は4711の方が世界的に知られていますが元祖はファリーナ、商売上手でヒットさせたのは4711?
寅さんに出てくる団子屋のモデルと言われる店が、帝釈天に何件もあるのと同じような感覚?
ゲーテも愛用
ケルンの水の香りは柑橘系の爽やかな香りです。ゲーテも愛用していたそうです。食べ比べるように、どっちも使用していたのでしょう。。と想像。。
ゲーテは植物学にも精通していたので、クンクンしながらあれやこれや分析していたのでしょうか。ゲーテは恋多き人としても有名で、70代になっても10代の女性に恋していたくらいですから、ケルンの水をエチケットとして使っていたのかも?
勝手な想像が広がってしまいます。
ゲーテとシラー像
二人ともケルンの水の愛好者
ケルンの水のレシピ
オレンジ 、ベルガモット 、ネロリ 、レモン 、ラベンダー、ローズマリー が使われているそうです。