アロマクラフト( 精油=アロマオイルを使って作ったもの )は、何の容器に入れていますか?アロマオイルで、スプレーやクリーム、マッサージオイルなどいろんな物が作ったりしますが、容器はどんなものが適しているでしょう。
アロマオイル(精油)は、プラスチックの種類によっては容器を溶かしてしまいます。基材として使用するアルコールも、プラスチックを溶かす場合があります。家では基本ガラス瓶を使い、持ち歩くにはプラスチックが便利で良いかと思います。手作り化粧品は肌に使うので安心なガラス瓶、掃除類にはプラスチックもありかなと思います。
アロマオイル(精油)の容器
アロマオイル(精油)を希釈していない原液の場合は遮光性のあるガラス瓶が鉄則です。アロマオイルを購入すると、茶色や青などの遮光性のあるガラス瓶に入っています。アロマオイルは高温、紫外線により劣化するためです。
遮光性については、茶>黒>緑>青>透明 。。。茶色が一番遮光性があります。
アロマオイルを使用したスプレー、クリームの容器
ガラス瓶、プラスチック容器が一般的です。プラスチックには色々種類があり、ものによっては容器が溶けてしまうので注意が必要です。
ガラス瓶容器の長所と短所
・長所
匂いが付きにくく、しっかり洗えば繰り返し使える。
アロマオイルによって溶けることはない。
・短所
ガラスなので落とすと割れたり、ヒビが入る。
持ち歩くにはちょっと不便。
ガラス瓶をこれから購入するのであれば、遮光性のある色のついた物を選んだ方が安心です。
私はサンプルの小さいジャム瓶などがあれば、クリーム用に洗って使っていますがジャム瓶類は透明なので、なるべく日の当たらない涼しい場所に置くようにはしています。
大き目の剥がせるタイプのシールを貼って、日付やどのアロマオイルが入っているかを記入しています。
プラスチック容器の長所と短所
・長所
軽くて使いやすい
持ち歩きに便利
・短所
プラスチックの材質によっては溶けてしまう。
アロマオイルやアルコールの濃度ににより溶ける場合もある。
洗っても匂いが残り、次に入れたものと匂いが混ざったりする。
アロマクラフトに使えるプラスチック容器
1.ポリプロピレン PP ( 日用品、家電、車などに使われる素材 )
2.ポリエチレン PE ( ポリ袋や食品の包装袋、ラップフィルムなどの素材 )
3. ポリエチレンテレフタレート PET ( ペットボトル 、フリースの素材 )
4.高密度ポリエチレン HDPE ( レジ袋などの素材 )
素材のグレードによっては溶けることもあります。
基材としてアルコールを使う場合は、PP、PEの方が良いと思いますが、やはりアルコールの濃度にもよると思います。
※ ポリスチレンは使えません。溶かします!PS、リサイクルマーク△に06番が付いているとポリスチレンです。
原液(精油そのもの)はプラスチック容器は使えません。
アロマオイル(精油)濃度1%未満での使用です。
アロマ専門店では、耐性のある製品を扱っているのでやはり一番安心です。
実際100円ショップで購入した物も使用していますが、物によっては溶けます。
リモネンの入った精油
精油の中でもリモネンの成分の入ったものは、特に溶かしやすいので要注意です。リモネンは柑橘系に多く含まれていて、オレンジ、グレープフルーツ はダントツ多いです。今まで使用して大丈夫だったスプレー容器に、オレンジを使用したものを入れたら劣化したこともあります。
アトマイザー、香水瓶
家にあったアトマイザーや香水瓶も使っています。100均のアトマイザーは本体はガラスなので、これも使用しています。
コンパクトサイズなので持ち歩くにも便利です。ただ蓋についた場合は良く拭いた方が良いです。物によっては、本体が大丈夫でも蓋が劣化したりしました。
香水瓶は口が小さいのでスポイトは必要です。
コメント