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髪と言えば椿(ツバキ)!カメリアオイルは誇るべき日本のオイル

カメリア=椿で、ツバキオイルといえば髪の毛につけるオイルという印象でした。カメリアオイルは、なんとホホバオイル、オリーブオイルと並んで世界三大オイルの一つです。

目次

椿の歴史

椿は日本原産で日本書紀に記録も残されています。小野妹子が隋の皇帝に献上し、隋では海の向こうから来たざくろ「海石榴(うみざくろ)」と呼んだという話しもあります。遣隋使の小野妹子が帰国したのは奈良の海石榴市(つばし)、桜井市にあった所です。

椿油としての記録は光仁天皇の奈良時代宝亀8年(777年)「続日本記」(797年)に記されています。

平安時代の初期には 灯用、 食用、化粧用、不老長寿の医薬としても椿油が使われ、重要な国産資源だったようです。

照明用の油はツバキ油から始まったといわれています 。

カメリアの名前の由来

17世紀にチェコ出身の宣教師ゲオルク・ヨーゼフ・カメルが フィリピンで椿の種を入手してヨーロッパに紹介し、カメルの名にちなんでつけられた。

カメリアオイルの特徴

学名      ※Camellia japonica 
科名     ツバキ科
抽出部位   種子
抽出方法   圧搾法
主な産地   日本
香り     無臭に近い
主要成分   オレイン酸約85%
ヨウ素価   80-90

保湿 紫外線から守る 髪をしなやかに 肌を柔らかくするなどが期待できます。

※ほとんどの本では学名はCamellia japonica になっていますが、これはツバキの種類が日本特産のヤブツバキで椿油としているものです。カメリアオイルの中の 一種になります。

(ヤブツバキに他のツバキ属のものを混ぜている場合もあるようです。)

Camellia japonica 以外に、 中国産などのチャノキ(茶実)、 ユチャ(山茶 )を原料にしているものがあります。

ヤブツバキと他のツバキの違い

両方ツバキ科ツバキ属になりますが、成分の量が違い、ヤブツバキの方はオレイン酸が約85%含まれていますが、それ以外ですと50%弱になります。オレイン酸が多いので酸化しにくく、肌にも向いています。

マギー・ティスランドは日本で初めてツバキオイルに出会って、とても気に入ったそうでいろいろなレシピに取り入れています。

使用方法

スキンケア、髪の毛、頭皮にそのままで使えます。

クレンジングとして

注意点

購入する場合には用途によって産地、種類を確認したほうが良さそうです。

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この記事を書いた人

20年ほど前にラヴェンダーの精油を知って以来アロマに興味を持ち、精油を実生活に取り入れている主婦です。失敗例も含め気づいたことや役に立ちそうな事など、記録も兼ねてご紹介していきたいと思っています。

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