ラベンダーの薫香草と言う漢字に惹かれてしまいました。今にも香ってきそうです♪漢字の一文字一文字から、その植物の雰囲気が伝わってくるのは面白いです。他にも色々あります。
ローズマリー
和名 マンネンロウ
中国語 迷迭香
マンネンコウ(万年香)からマンネンロウ(万年朗) に変化したようです。四季を問わず香りがするという意味のようです。現在の漢字表記は中国語の「 迷迭香 」です。生薬ではメイテツコウと呼んだりするようです。
ローズマリーは昔から物忘れに効くと言われていたので、ん~、あれなんだっけ?っていう迷いを遠ざける香り!ですかね。頭をスッキリさせるので、迷いがなくなるイメージもあります。
カモミール
和名 カミツレ (加密列 )
中国語 洋甘菊
江戸時代にオランダから入り、オランダ語ではカーミレ( kamille)でなので 、それに当て字加密列を付けて、読み方でカーミレからカミツレに変化したそうです。加密列って当て字は花がギッシリ咲く感じがします。中国語の洋甘菊は、西洋の甘い菊でしょうか。
レモンバーム
和名 セイヨウヤマハッカ (西洋山薄荷)、コウスイハッカ(香水薄荷)
中国語 香蜂草
山を外した西洋薄荷はミントです。シソ科で形が似ているからなのか?
レモンバームは学名が Melissa officinalis 、 メリッサはギリシャ語のミツバチを意味する
melissaに由来するので香蜂草は納得です。
レモングラス
和名 レモンガヤ(檸檬茅) 、コウスイガヤ
中国語 檸檬香茅
茅はイネ科の総称なのでイネ科のレモン
中国語はイネ科のレモンの香り
シトロネラ 香茅
和名 コウスイガヤ(香水茅)
中国語 香茅
レモングラスも和名は同じコウスイガヤと言ったりするようです。
中国語ではずばりイネ科の香りで、短い言葉が逆に臭いそう。。
シトロネラは充分強烈な匂いですが、生葉は異臭がするそうで、果たして
どんな匂いなのでしょう。
マンダリン
和名 マンダリン、ウンシュウミカン
中国語 普通話(?)
マンダリンは役人が使う標準中国語 らしいです。
名前の由来は、マンダリンと呼ばれていた中国、清朝の高級官僚が、主君に忠誠、尊敬のしるしとしてこの果実を贈ったことからといわれています。
アロマテラピー図鑑 佐々木 薫
ベルガモット
和名 ベルガモット
中国名 香檸檬
ベルガモットはレモンとスイートライムの交配種 と言われてたりもするので、
檸檬という文字が入っているのか。。まぁ柑橘系には間違いない(笑)
和名にしても中国語にしても、名前の付け方って面白いです♪
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