アロマオイル(精油)のゼラニウムはアロマを学ぶ時にも最初の方で取り上げられる精油なので、早い話し使いやすい精油です。
女性ホルモンのバランスを整え、お肌のうるおいをキープすると言われますし、女性向けのアロマオイルのイメージが強いです。香りも良いですしね。
ゼラニウム精油の特徴
ゼラニウム
科名 フクロウソウ科
抽出部位 葉
抽出方法 水蒸気蒸留法
収れん作用、保湿作用を期待して、私は化粧水を作る時に使用したりしています。
正直化粧水は大好きなラベンダー精油を入れたもので良いのですが、同じ精油をずっと使い続けるのも良くないので、あれこれ肌に良さげなものを選ぶと当然のようにゼラニウムも候補に入ります。
殺虫作用も期待できるので、良い香りに包まれて虫は寄らないなら最高!と、夏の部屋の芳香にいいかなと思っています。
薔薇の香り成分であるゲラニオールを含みバラに似た甘い香りがする。。。と言われていますが、バラの匂いとも違うと思っています。バラの精油は高価なので、ゼラニウムで代用することも。
精油に使われるローズゼラニウムとゼラニウム・ブルボン
産地が違い、成分も微妙に違うので香りも違います。個人的には直観で好きな方の香りを選ぶと良いかなと思います。
ゼラニウム・ブルボン
原産 主にマダガスカル島から東にあるレユニオン島(旧名ブルボン島)で栽培
ローズゼラニウム
原産 エジプト
注意点
・精油を使用する時には必ず基本事項を確認する。
・妊婦の方は使用に注意する。妊娠初期は使わない方が良いです。
花壇のゼラニウムと精油のゼラニウム
最初ゼラニウムの精油の存在を知った時は、我が家でも植えていたあのゼラニウム?だとしたら強烈な匂い!と思いましたが、精油はこれとは違う種類と知り・・・安心
ですよね、あの香りの精油でしたら虫よけ以外にはとても使う気にはなりません。
ちなみに観賞用の赤いゼラニウムはヨーロッパでは昔から魔除けに家の周りに植えられていたそうで、そりゃあの香りが充満してたら近寄りたくないかな。でも赤いゼラニウムはとても綺麗で、窓辺に飾ってあるととてもかわいいのですよね。
アロマオイルのゼラニウムは通常、ゼラニウム・エジプティカム(Pelargonium graveolens)などから抽出。花壇で見る臭いゼラニウムは、主に観賞用として栽培される品種で日本で良く見るのはゾナールタイプのゼラニウム