アレキサンダー大王は古代マケドニアの王国の王で、東方遠征時にハーブやスパイスを交易品としたとされています。 時代としては紀元前4世紀頃 ですが、あまりにも昔すぎてピンとこない・・?
アレキサンダー大王はオッドアイ( 虹彩異色症・・ 左右の眼で虹彩の色が異なる )で金髪、美形!デビッド・ボウイと同じ!と思うと、急に印象深い人になります(笑)
・ 紀元前356年 アレキサンダー君、誕生~
生まれたのはマケドニア王国・・マケドニアは中心地から外れた場所にある貧しい国で山野に放牧して暮らしていましたが、お父様のフィリッポス2世が頑張って改革に励んでおりました。
・アレキサンダー君、13歳になりました~
マケドニア出身の哲学者アリストテレスが家庭教師としてつき、16歳まで教えを受けます。
いまだ少年であったアレクサンドロスが、ある日、祭壇で盛んに乳香を焚いていました。
それを彼の家庭教師だった大哲学者のアリストテレスがとがめて叱りつけたといいます。
「香料が豊富なシバの国を征服したあとなら、じゅうぶんな乳香を焚いてもいい。
しかし、それまでは節約しなさい」
香りの本―芳香を楽しみ、豊かな暮らしを演出する 松栄堂広報室編、1986、講談社
乳香はあったけど、貴重だったのですね。
・ 紀元前336年 アレキサンダー君、19才になりました~
お父様のフィリッポス2世 が娘の結婚式の宴会で暗殺され、アレキサンダー19才で即位
・ 紀元前334年 アレクサンダー大王、21才になりました~
お父様が目指していた東方遠征へレッツゴーで、最終的に 強国ペルシアを倒し ます。10年で中央アジア、インド北西部にまでいたる広大な世界帝国を実現 しちゃいます。
この東方遠征では異民族との活発な交流が起こって、ギリシャ文化とオリエント文化が融合した「ヘレニズム文化」と呼ばれる豊かな文化が生まれました 。そこでハーブやスパイスの交易が盛んになり、インド、東南アジアからヨーロッパに沢山のスパイス類が渡ってきました。
アレキサンダー大王については映画もあります。
|
2004年の映画「アレキサンダー」コリン・ファレル主演
コメント