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アロマ検定の歴史 ハンガリーウォーターの作り方!ハンガリー王妃について

ハンガリーウォーター(Hungary Water)は、若返りの水、ハンガリアン・ウォーター、ハンガリー王妃の水、ハンガリー水と色々な呼び名がありますが、これはローズマリーを主体として作られた薬水です。

目次

若返りの水と言われるのは

若返りの水については、このようなお話しが残っています。

中世ヨーローッパのハンガリー王妃が70代の時に手足のしびれに悩んでいて(リューマチか痛風あたり)、修道士がローズマリーをアルコールで抽出したチンキを献上しました。そのおかげで王妃はすっかり回復。それどころか見た目も若返り、20代のポーランド王子にプロポーズされました。中世ヨーロッパでは修道院で薬草を栽培して治療に活用していました。(僧院医学)

ハンガリー王妃って?

王妃は ポーランド王女でハンガリー王カーロイ1世の王妃エリザベート(1305年 – 1380年)の事と言われているようです。70才を過ぎた王妃に20代のポーランド王子がプロポーズしたとか・・・

ですが、その頃のポーランド王はエリザベートの息子である ラヨシュ1世 ですし、ラヨシュ1世 の前はエリザベートの弟のカジミェシュ3世が在位しておりました。残念ながらプロポーズは作り話しです。

ちなみに弟君 カジミェシュ3世 は 1370年に狩猟中に落馬して死去、後継ぎがいなくエリザベートの息子のラヨシュ1世がハンガリー王とポーランド王を兼任する事になったようです。

カジミェシュ3世 は 「木造のポーランドに現れて、煉瓦のポーランドを残して去った」と言われ「大王カジミェシュ~欲望のヴァヴェル城~」というテレビドラマもあります。エリザベートも登場するようなので気になりますが、残念ながら放映は去年。このドラマではエリザベートは人柄が良さそうなので、慕われて若返りの水のお話しになったのかもと思ったりもしました。

若返りの水のお話しが作り話としても、色々想像すると楽しいです。

ハンガリーウォーターの作り方

元々はローズマリーの他にシダーウッドも入っていたようですが、長い間に色々変わっていったようで、今は作り方も色々あります。

ローズマリー10g、ペパーミント10g、ローズ8g、オレンジピール2g(以上ドライハーブ)、無水エタノール160ml、精製水240ml

アロマテラピーの教科書  著者 和田文緒 新星出版社

アロマオイル使用でレモンを入れるレシピもありますが、光毒性もありますので注意は必要かなと思います。

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この記事を書いた人

20年ほど前にラヴェンダーの精油を知って以来アロマに興味を持ち、精油を実生活に取り入れている主婦です。失敗例も含め気づいたことや役に立ちそうな事など、記録も兼ねてご紹介していきたいと思っています。

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