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タイのタマリンド石鹸とタマリンド精油

タイのお土産でいただいたタマリンド石鹸、これが人生でこんなに良い石鹸に出合ったことはないって思うくらいの石鹸でした。タマリンド常緑高木で、果肉、葉、樹皮など捨てるところがないくらい活用でき、タマリンドの実は最近日本のスーパーのフルーツコーナ―でも見かけるようになりました。

タマリンド

別名 チョウセンモダマ

原産地 熱帯アフリカまたは南アジア

マメ科 常緑高木

ペルシャ語で「インドのデーツ」という意味

酸味種と甘味種の2種類がある

利用国 主にインド、タイ、メキシコ

利用 木は家具や床材、樹皮は伝統医療や染料、葉はお茶、果肉はジュースやタイ料理(甘酸っぱい味付け)

果肉の栄養 ビタミンC、食物繊維、鉄、カルシウム、マグネシウム等

香り フルーティな香りのフルフラールとチョコレート風味のフェニルアセトアルデヒドを多く含み、他にも酸味となる酒石酸や柑橘系の香りのリモネン

そんなすごい植物ならタマリンドのアロマオイル(精油)があるのではないかと気になってしまいます。調べてみると存在しましたが、あまり一般的には使われていないようです。タマリンドガムでしたら、石鹸の基材としてアロマショップでも扱っているところがあります。

目次

タマリンド精油

学名 Tamarindus indic

一般的にタマリンドオイルとも呼ばれます。

抽出法 水蒸気蒸留法、溶剤抽出、圧搾法

果実の果肉部分に特有の香り成分が含まれており、これが精油の主な成分。タマリンドの葉や種からも成分を抽出することができる場合がある。

日本での購入は探してみると、海外サイトの精油瓶の写真は見つかりましたが、日本で購入は見当たらず。インド東南アジアで使用されているようですが、タマリンドは食材や伝統的な薬草として使用されることが多く、精油の使用もその延長にあるとの事。

精油はこれから日本でも買えるようになるかもしれません。

香りを楽しむ他、マッサージ、スキンケアなどに使われているようです。アーユルヴェーダでは種や樹皮などを使用。

毒性は低く心配ない程度ですが、ピーナツアレルギーや血液関係の薬を飲んでいる人は注意

タマリンドガム

種子(シード)の胚乳から抽出されたガム(増粘剤)

利用 食品添加物、石鹸や化粧品

タマリンドガム、グリセリン、液体せっけん素地、精製水でプルプルの石鹸も作れます。

タマリンド石鹸

・タマリンド石鹸を使ってみると、手で4,5回転がしてから泡をたてるとモコモコしてきて、顔にのせて洗っている時にも泡がつぶれなくますますモコモコしてくるような、いつまでも洗い続けたくなるような感触!洗い流してタオルで顔を拭いた後に顔に手を押し付けてみると吸いつくような感触!ツッパリ感ゼロ!

・石鹸は一般的に酸味種(酸性のタマリンド)が使われることが多い。酸味種には豊富なビタミンやミネラルを含有。

タマリンド石鹸が泡立ちが良く洗浄力が高い理由は、タマリンド自体に含まれる自然な成分が、泡立ちを助ける性質を持ち、酸性の成分が豊富で、これが界面活性剤の働きを助け、泡を作りやすくする。また、オイルや脂肪酸が含まれており、これらが泡を豊かにし、クリーミーな質感を生み出す。

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この記事を書いた人

20年ほど前にラヴェンダーの精油を知って以来アロマに興味を持ち、精油を実生活に取り入れている主婦です。失敗例も含め気づいたことや役に立ちそうな事など、記録も兼ねてご紹介していきたいと思っています。

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