甘くて落ち着いた香りの白檀、アロマオイルではサンダルウッドと言う名でなじみが深いです。この香りが好きな方は多いのではないでしょうか。
白檀は昔から寺院でお香、宗教儀式に使われ、仏具や仏像などにも利用されてきました。白檀は心を落ち着けたい時や瞑想時に使用されることが多く、アロマセラピー、お香、化粧品などにも広く使用されています。
白檀と言えばインド産でしたが、過剰伐採、生育条件の厳しさ、使用できるまで長い年月がかかる事などから、依然と比べかなり価格が高昇しています。
インドネシア、オーストラリアはインドの供給減を補う形で、商業栽培に力を入れ始め、安定して供給され価格も比較的安価で安定してます。特にオーストラリアは植林や持続可能なビジネスモデルを構築し、精油業界での地位を確立しています。
しかし、最も香りがよく高品質なものはインド産になります。
精油は一度に使用する量はほんの少量で開封後は1年以内には使い切らないといけません。希少なものは特になるべく小量の瓶を買い求めて大事に使いたいですが、個人的に使うのであれば少量の精油でも使い切れなかったりします。
香りを楽しむ目的でしたら、お香もおすすめです。
松栄堂のお香は天然香料を中心に製造されており、化学薬品や合成香料は使用していませんし、白檀はインド産を使用しています。
白檀のお香は料亭の玄関でお客様をおもてなしする際に使われている事も多いです。ほわっと甘い香りに心が落ち着くような気がします。お香でしたら使用期限がなく、ずっと使用することができます。
ただ保管の際には気を付ける点があります。
湿気を避ける
湿気が多い場所に保管すると、天然の成分が劣化しやすくなります。特に木や樹脂を使ったお香は湿気に弱いので、乾燥した場所に保管する。
直射日光を避ける
直射日光に当たると香りが飛んでしまうことがあり、香木などの天然素材が変質する原因にもなります。保管は暗くて涼しい場所で。
密閉容器に保存
お香を密閉できる袋や箱に入れて保存することで、香りを保ち、外部の湿気や空気から守ることができます。お香が入っていたオリジナルのパッケージがあれば、それを使用するとさらに効果的。
冷暗所に保管
高温の場所や温度差が激しい場所にお香を置くと、香りが劣化しやすくなるため、冷暗所(涼しくて湿度が低い場所)に保存。
貴重な白檀は香りを楽しむだけの目的でしたら、使用期限のないお香がおすすめです。
購入する際には、100%天然の物を選ぶことをお忘れなく。